明治維新

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木内 昇

櫛挽道守(くしひきちもり) | 木内昇

主人公の登瀬は、名人と言われた櫛挽職人の父吾助のもと、自分も父のように櫛を引きたいと願い、ひたすらに家の作業場である板の間に執着して生きていきます。そうした姉の姿に妹喜和は反発心を燃やし、母は女のあるべき姿として家を守ることを教えるのみでした。
葉室 麟

この君なくば

九州の日向にある伍代藩がその小藩であり、そこに住まう民間の漢学者である桧垣鉄斎の娘栞(しおり)が本書の主人公です。もう一方の主人公が楠瀬譲(くすせゆずる)という軽格の武士で、互いに密かに思い合う仲ですが時代はなかなかそれを許してくれません。
杉本 章子

名主の裔

斎藤月岑は神田雉子町に居をかまえる、草創名主24家のひとつ斎藤家の9代目。3代にわたって著わした「江戸名所図会」は斎藤家の悲願の作であった。江戸最後の名主の目を通して時代相を描く表題作、「江戸繁昌記」の寺門静軒の生涯を描く「男の軌跡」を収める中篇集。
杉本 章子

東京影同心

金子弥一郎は慶応3年に異例の若さで定町回り同心となったものの、幕府は瓦解して町奉行も消滅。新政府に仕官した同僚の誘いにも気が進まず、元岡っ引の始めた料理茶屋に居候を決め込んだが、ひょんな縁で佐幕派の「中外新聞」で種取り記者として探索にあたることに。
杉本 章子

東京新大橋雨中図

明治浮世絵の三傑の一人に数えられ、最後の浮世絵師と呼ばれた小林清親の物語です。小林清親は年老いた母と共に駿府へ移住することになるが、生活出来ずに結局江戸へと舞い戻ることとなった。そこで、大黒屋と知り合い、画で身を立てる決心をする。
葉室 麟

月神 | 葉室 麟

前半は明治維新時の福岡藩に実在した月形洗蔵という人の物語であり、後半はこの月形洗蔵の従兄弟である月形潔の北海道での樺戸集治監での物語です。先日読んだ高杉晋作の「春風伝」に語られた月形洗蔵と福岡藩の話が取り上げられて一編の物語になているのです。
朝井 まかて

先生のお庭番 | 朝井 まかて

熊吉は異人さんの屋敷へ庭師として通うことになった。「しぼると」というその人には「おたくさ」と呼ばれている滝という奥方がいて、「おるそん」という使用人がいた。その屋敷の薬草園には種々の草木が植わり、その庭の手入れをすることが熊吉の仕事だった。
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