浅田 次郎 憑神 | 浅田次郎 貧乏御家人の別所彦四郎はほろ酔い気分で小さな祠に手を合わせると、現れたのは貧乏神だった。それでも彦四郎は、自分を陥れた井上軍兵衛に貧乏神の取り憑く先を変えてしまう。しかし、それは自分のかつての妻や子に苦難を押しつけることでもあった。 2014.05.25 浅田 次郎
葉室 麟 この君なくば 九州の日向にある伍代藩がその小藩であり、そこに住まう民間の漢学者である桧垣鉄斎の娘栞(しおり)が本書の主人公です。もう一方の主人公が楠瀬譲(くすせゆずる)という軽格の武士で、互いに密かに思い合う仲ですが時代はなかなかそれを許してくれません。 2014.03.19 葉室 麟
浅田 次郎 輪違屋糸里 | 浅田 次郎 文久三年八月。「みぶろ」と呼ばれる壬生浪士組は、近藤勇ら試衛館派と、芹沢鴨の水戸派の対立を深めていた。土方歳三を慕う島原の芸妓・糸里は、姉のような存在である輪違屋の音羽太夫を芹沢に殺され、浪士たちの内部抗争に巻き込まれていく。 2014.02.10 浅田 次郎
浅田 次郎 壬生義士伝 | 浅田 次郎 鳥羽伏見の戦の大勢が決した後、京の人からは「人斬り貫一」と恐れられた吉村貫一郎が満身創痍の姿で大坂にある南部藩蔵屋敷にたどり着いた。そこにいた吉村貫一郎の幼馴染でもあり組頭でもある大野次郎左衛門は即座に「腹を切れ」と命じるのだった。 2014.01.23 浅田 次郎
青山 文平 伊賀の残光 四谷大木戸の外の百人町に住む伊賀同心の山岡晋平には三人の幼馴染がいた。ひと月に数回の大手三之門の門番の日以外はサツキの苗の栽培により生計を補っている身であり満足もしていた。ある日、川井佐吉が殺された。残された三人の運命が転がり始める。 2014.01.08 青山 文平
青山 文平 白樫の樹の下で | 青山 文平 小普請組の御家人村上登は、仁志兵輔、青木昇平と共に昔ながらの型稽古を行う佐和山道場で剣を学んでいた。その頃「大膾(おおなます)」と呼ばれる辻斬りが江戸の町を騒がせていたが、村上登は町人でありながらかなりの剣の腕を持つ巳乃介から一振りの刀を預かる。 2013.12.30 青山 文平