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これは面白い。 私の感性にピッタリとはまった作品でした。こういうことは滅多にないから、たまにあるととても嬉しい。
そもそもは、大泉洋主演の映画「探偵はBARにいる」がそこそこ面白かったので、原作でも読んでみようか、という軽いノリでした。例によって、図書館で丁度「東 直己」という著者名があったので即借りた次第です。500頁を越える分量なので少々分厚い、と思ったのだけど、一気に読んでしまいました。
まさか主人公が50歳のおっさんとは思ってもみなかったけど、読み終えてみると大人のハードボイルドでした。
北方謙三の「ブラディードール」シリーズや「街」シリーズのちょっとキザでかっこいい男たちとはまた違います。
同じようにかっこいい男ではあるのだけれど、キザではありません。軽妙な会話と言いまわしは読んでいて非常に小気味よく、早速次の作品を読まなければ、と思わされました。
登場人物も個性的な人物が描かれており、その夫々が魅力的です。
一作目の「探偵はバーにいる」から順に読んで、各登場人物の背景を知りたいと、そう思わせる作品です。
ハードボイルドが好きな人なら読むべきですし、好きでない人も多分、このシリーズは好きになると思います。
この作家を知らなかった私が恥かしい。

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