Categories: 杉本 章子

火喰鳥 信太郎人情始末帖


父の遺言により、美濃屋の跡を継ぐことになった信太郎。世話になった長屋の仲間と別れの宴をしていたとき、河原崎座が火事になった。恩人を助けるため、燃え盛る河原崎座に駆け込んだ信太郎だが、そのせいで目が見えなくなってしまう。大店の主人となる信太郎の手助けをするため、おぬいは一大決心をした。


このシリーズの5作目で、「火喰鳥」「見えない」「雪暗(ゆきぐれ)」「晴れ姿」「女中おぬい」の五編が収納されています。

前巻で、捕物帳というよりも信太郎の身の回りに起きる変化を中心に描かれていると書きましたが、次第にその傾向がはっきりとしてきました。

ただ、本書では信太郎の身辺に大きな事柄が巻き起こります。

そのことはつまり、おぬいや息子の千代太、娘のおみちらにも大きくかかわってくるのですが、今後どのように展開していくものなのか続きが気になるばかりです。

雑読者

熊本市在住の爺さん。 活字中毒の乱読、雑読派。 SF小説、冒険小説などを特に好む。 音楽はかつてのフォーク好き。洋楽はブラフォー、ビートルズ他。

View Comments

  •  読んで、コメントして、そのパワーがすごいです。
    付いていけないのでマイペース、楽しませていただきます。
     輪違屋糸里を手元に置きました。さて、何時読み始められるのかな。

  • いつもありがとうございます。
    >  読んで、コメントして、そのパワーがすごいです。
    > 付いていけないのでマイペース、楽しませていただきます。
    勿論です。
    ゆっくりと、自分のペースで、気が向いたときにまたお寄りください。

Share
Published by
雑読者
Tags: 人情

Recent Posts

チョウセンアサガオの咲く夏 | 柚月 裕子

リンク 米崎地検の検事・佐方貞…

4年 ago

アキレウスの背中 | 長浦 京

リンク スポーツビジネスをめぐ…

4年 ago

ブラックガード | 木内 一裕

リンク 小学三年生の娘と二人暮…

4年 ago

冬の狩人 | 大沢在昌

リンク 3年前にH県で発生した…

4年 ago

ロータスコンフィデンシャル | 今野敏

リンク 外事一課の倉島は、「ゼ…

4年 ago

煉獄の獅子たち | 深町 秋生

リンク 関東最大の暴力団・東鞘…

5年 ago