腕利きドライバーのケインが受けた仕事は、ごくシンプルな依頼だった。大西洋岸からフランスとスイスを車で縦断し、一人の男をリヒテンシュタインまで送り届けるのだ。だが行く手には、男を追うフランス警察、そして謎の敵が放った名うてのガンマンたちが立ちはだかる。次々と迫る困難を切り抜けて、タイムリミットまでに目的地へ到着できるか?プロフェッショナルたちの意地と矜持を描いた名作冒険小説が最新訳で登場。(「BOOK」データベースより)


「日本冒険小説協会」創始した内藤陳というコメディアンが必読だというので読んでみた本です。これが実に面白い。

私が冒険小説にはまったきっかけなった一冊でもあります。

マガンハルトという男をフランス西岸のブルターニュからスイスとオーストリアの中間にあるリヒテンシュタインという国まで運ぶ、それだけの簡単な仕事のはずでした。

しかし、マガンハルトは警察に追われる身であり、同行するヨーロッパでもベスト3に入ると言われるガンマンのハーヴェイ・ロヴェルが、アル中だったことでした。

この簡単なはずの旅に待ち受ける困難に立ち向かう主人公の「カントン」ことルイス・ケインら四人の、特にハーヴェイ・ロヴェルとの会話やアクションなど、派手ではないけれど、「粋」なのです。

微妙に一般に言う「粋」とは違うけれど、そのカッコよさは「粋」というにぴったりです。

銃や車について語られる場面も多く、まさにハードボイルドと言っても間違いではありません。

冒険小説の必読書というのはよくわかる一冊でした。

雑読者

熊本市在住の爺さん。 活字中毒の乱読、雑読派。 SF小説、冒険小説などを特に好む。 音楽はかつてのフォーク好き。洋楽はブラフォー、ビートルズ他。

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  •  桜が散りそう、風が強い。
    今回の本はヨーロッパ、アメリカの本は読みました。
    何年か前に北欧発信の本も読みました。
    外国の本は登場人物の名前覚えに手間取ります。
    日本の作家が外国の三国志など書いています。
    さほど違和感がありませんが、さすがにヨーロッパ舞台にしたロミオとジュリエット本は書けないでしょう。
    宝塚歌劇団はヨーロッパ人になりきって演技しています。
    でも、ヨーロッパ人が赤穂浪士を演じられてもね。
    外国人力士は慣れましたけれども。
    何を云おうとしているのか意味不明?

  • >  桜が散りそう、風が強い。
    我が地方ではもう既に散ってます。
    > 外国の本は登場人物の名前覚えに手間取ります。
    > 日本の作家が外国の三国志など書いています。
    > さほど違和感がありませんが、さすがにヨーロッパ舞台にしたロミオとジュリエット本は書けないでしょう。
    でも、船戸与一の本などは、主人公は日本人でも舞台は外国だし、登場人物の殆どは外国人だったりしますよ。それも素晴らしく面白い作品です。
    > 宝塚歌劇団はヨーロッパ人になりきって演技しています。
    > でも、ヨーロッパ人が赤穂浪士を演じられてもね。
    それはかなり無理でしょうね。
    > 何を云おうとしているのか意味不明?
    若干。

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