Categories: 東 直己

疾走


凄腕の始末屋として恐れられた榊原健三は、今では名前を偽り、人目を避けて山奥で暮らしていた。そんなある日、かつての恋人・多恵子の息子である恵太が、〈低レベル廃棄物処理研究施設・えびす〉見学に現れると知った健三は、胸騒ぎを覚える。だが、恵太をひと目見たい一心で施設に向った彼の前に、想像を絶する惨劇が待ち構えていた―――。命の危機に晒された恵太と同級生を救うため、健三はすべてを捨てて走り始める。傑作長編ハードボイルド。(AMAZON内容紹介)

前作「残光」に続く、東直己ワールドが展開する。

ただ、「俺」の活躍場面は少ないのが少々残念ではあるが、代わりに探偵畝原が顔を見せる。前作で「俺」が足手まといになったので、少なくとも体力的にましな畝原を登場させたかのようだった。

しかし、疾走感も十分にあり、面白い。

雑読者

熊本市在住の爺さん。 活字中毒の乱読、雑読派。 SF小説、冒険小説などを特に好む。 音楽はかつてのフォーク好き。洋楽はブラフォー、ビートルズ他。

Recent Posts

チョウセンアサガオの咲く夏 | 柚月 裕子

リンク 米崎地検の検事・佐方貞…

4年 ago

アキレウスの背中 | 長浦 京

リンク スポーツビジネスをめぐ…

4年 ago

ブラックガード | 木内 一裕

リンク 小学三年生の娘と二人暮…

4年 ago

冬の狩人 | 大沢在昌

リンク 3年前にH県で発生した…

4年 ago

ロータスコンフィデンシャル | 今野敏

リンク 外事一課の倉島は、「ゼ…

4年 ago

煉獄の獅子たち | 深町 秋生

リンク 関東最大の暴力団・東鞘…

5年 ago